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世界選手権・女子予選[1]
111007.jpg

世界選手権の女子予選を見てきました。
1班が終わる頃に到着したのでマクシウタに間に合わず。仕方ない。

会場は思いのほかガラッガラ。平日だからこれも仕方ない、のかな。
ルーマニア見たさに休みを取ってきましたとも。

強豪国のほとんどが2日目に集まったなか初日2班のルーマニア。
まあなんて運の悪い。でもその昔ヨーロッパ選手権で1班で演技して
そのまま優勝したこともあったような気がする。

平均台は相変わらず強いし、床はアップを見ているだけで嬉しくなった。
跳馬は4選手が2回ひねりをまずまず決めて、段違いもルーマニアにしては悪くはない。

でもこのルーマニアにしては、ってのが曲者だろうな。
メダル獲得のために上位のミスを待つ4番手がもはや定位置になった感がある。

111008.jpg

デイリープログラムの表紙を飾ったラチャ。
去年は最後に補欠に回ったので何気に世界デビューですよ。
コモワやウィーバーだけじゃないっつの。と言ってもこれも仕方なし。

平均台は最初の演技者、1回ひねりをしっかり決めていい演技を見せた。
と思ったら床は演技せず。段違いは車輪1回半が途中で詰って点が伸びなかった。

ハイドゥは成功すれば4種目そこそこの点数を取れるんだけど
そこそこなんですよね。小柄で演技に大きさなく、といってスピードで魅せる選手でもなく。
種目別のメダル争いに絡める種目を持たないオールラウンダーは今は厳しいと思う。
平均台が最終演技者、次の床が最初の演技者だったのは忙しい。

ポルグラスは最初の平均台の交差輪とびで滑って台を持つミス。
よく落ちなかったな。ここ最近の大会で失敗続きの段違いの伸身ダブルは
アップでは成功させてたものの、本番では派手に前に潰れてしまった。

伸身ダブルでハデに潰れるといえば韓国のチョ・ヒョンジュを思い出すんですが
今回も予選2日目の演技でやった。というか韓国の段違いは壊滅的だった。

話を戻してルーマニア。
怪我から復帰のケラルは床の伸身ダブルは見せなかったけど
出場した平均台以外の3種目は確実に点を取ってました。跳馬は着ピタ。

跳馬と平均台の間らへんで観ていたんですが
補欠のアンドレイが跳馬の時に近くまで来てたんですよね。かわいかった。

という発言が物議を醸すかもしれない年齢になってきたのでこれ以上は自粛。

今回4年ぶりに復帰したポノル。
確かに姿勢欠点はあるんだけど、誰よりも雄大な床の伸身ダブルは圧巻でした。
出だしの4回ターンで最後詰ってしまったんですが、2本目のテンポ連続~屈身月面も
過去の演技での動きをちりばめたノスタルジックな振り付けも ←と言えばいいと分かった
今回1・2を争う観ていて楽しい演技だった。

復帰から僅か半年で技を戻したことそれ自体が驚異的だけど
あの跳馬の突きの高さ、平均台の強さとしなやかさ、天賦の才ってのをこの目で見た。
なんてのは言い過ぎですかね。

んで。もうひとり世界デビュー戦だったのはブリマル。
平均台はシリーズもジャンプもずばずば決まったのに側宙で落下、
それでも14点を超えた評価の高さに安心した。

段違いは今年から入れたシャポシュニコワで落下。ちっちゃいからほら。
違うか。でもいつもギリギリで持っている気がしてた。

床はさすがのLittle Wonderで伸身ダブル、1回半ひねりからの屈身ダブル
3本目の屈身ムーンサルト、最後のかかえ込みダブルまで全て決めて種目別も進出。
もっともっと盛り上がってもいいのに。

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FIGのYoutubeアカウントの動画。
あまり失敗シーンばかり入れると脆弱性アピール動画になる気がするけど。




団体決勝でも良い演技が見られますように。

 
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